朝、なかなか起きられない…
目は覚めているのに体が重くて動けない…
そんな「朝の不調」を感じていませんか？
その原因、実は自律神経の乱れかもしれません。
本記事では、整体師の視点から「自律神経を整える朝の習慣」を5つご紹介します。
特別な道具も必要なく、今日から始められる内容ばかりです。
朝の不調に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
自律神経と朝の不調の関係とは？
自律神経とは、私たちの体を無意識に調整してくれる神経のこと。
主に「交感神経（活動モード）」と「副交感神経（リラックスモード）」の2種類があります。
通常、朝になると交感神経が優位になって、体が自然と目覚めます。
でも、生活習慣の乱れやストレスなどが原因でこの切り替えがうまくいかないと…
- 朝になっても体が起きない
- だるい・やる気が出ない
- 胃腸が重たい・頭がぼんやりする
といった不調が現れやすくなります。
自律神経を整える朝ルーティン5選
ここからは、整体師の視点でおすすめする「朝の習慣」をご紹介します。
どれも短時間でできて効果的なものばかりです。
1. 朝起きたらすぐにカーテンを開けて「朝日」を浴びる
朝日を浴びることで、脳内にセロトニンという物質が分泌されます。
セロトニンは「目覚めのホルモン」とも呼ばれ、体と心をスッキリ目覚めさせてくれます。
また、セロトニンは夜になると「睡眠ホルモン（メラトニン）」に変わるため、
朝の光を浴びることが“夜ぐっすり眠る準備”にもつながるのです。
2. コップ1杯の白湯をゆっくり飲む
朝は内臓もまだ目覚めきっていない状態。
常温〜40度くらいの白湯を飲むことで、胃腸がやさしく温まり、自律神経も穏やかに切り替わります。
いきなり冷たい水やコーヒーではなく、まずは白湯で体をゆるやかに起こしてみましょう。
3. 首・肩・背中を軽く動かす
寝起きは血流もまだゆっくり。
首や肩、背中を軽く回すことで、交感神経が刺激されて代謝も上がってきます。
無理な運動をする必要はありません。
「肩をぐるぐる回す」「背筋を伸ばす」「首を前後左右にゆっくり倒す」など、簡単なものでOKです。
4. 胸を開いて深呼吸を3回
姿勢を正して、胸を開いた状態でゆっくり深呼吸をしましょう。
- 鼻からゆっくり吸って3秒
- 口から吐いて6秒
呼吸を意識するだけで副交感神経が落ち着き、
リラックスしながら「切り替えモード」に入ることができます。
5. スマホを“見ない”時間を10分だけ作る
朝起きてすぐスマホを見ていませんか？
SNSやニュースなどの情報刺激は、無意識のうちに交感神経を緊張させてしまいます。
朝の10分間だけでも、“スマホオフ”の時間を作ってみてください。
呼吸・ストレッチ・白湯を飲む…といったリズムが、体と心の余裕を取り戻してくれます。
実際に試してみた感想
「朝の白湯とストレッチを始めてから、寝起きの重だるさがなくなってきました。今は朝の時間が少し楽しみになっています♪」
「自律神経は“習慣の積み重ね”で整っていきます。まずは完璧を目指さず、できることからコツコツ始めてみましょう。」
まとめ｜朝の不調を変えるのは「ちょっとした習慣」
- 朝のだるさ・やる気のなさは、自律神経の乱れが原因かも
- 朝日を浴びる、白湯を飲む、軽く体を動かすなど
- 特別な道具もいらず、今すぐ始められることばかり！
「今日もがんばれないかも…」という朝を、「今日も悪くないかも」に変えるために。
ぜひ、できることから取り入れてみてくださいね。
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