1. 「夕方のぐったり感」は体からのSOSサイン
仕事や家事がひと段落する夕方、ふと感じる“どっと疲れた感じ”…
これには、自律神経や姿勢、血行の乱れなど、さまざまな要因が関係しています。
特に、ずっと座りっぱなし・立ちっぱなしの状態が続くと、体のめぐりが滞り、疲労感がたまりやすくなります。

「16時すぎると、体が重くて集中力もダウン…。そのまま夕食の支度に入るのがつらいんです。」
2. 整体師がすすめる「夕方の回復ケア」3選
(1)3分だけ立って体をゆらす「ふりふり体操」

足を肩幅に開き、膝を軽く緩めて、全身をふにゃっと揺らすだけ。
力を抜いた状態で、腕や肩・背中をふるふるさせましょう。
ポイント:呼吸を止めずに、1〜2分続けると背中がじんわり温まってきます。

「“体を揺らす”ことで交感神経がオフになり、副交感神経が優位になっていきます。夕方には最適な切り替えです。」
(2)肩に手を置いて“肩甲骨ぐるぐる”

両手を肩に乗せて、ひじで円を描くように10回まわすだけ。
前回し → 後ろ回しの順に行うと、肩のこわばりがゆるみ、頭のスッキリ感にもつながります。

「これ、ちょっとやっただけでも首と頭がラクになります。デスクワークの人にもおすすめ!」
(3)ほっと一息「深呼吸+白湯」で切り替える

仕事の終わりにスマホではなく“白湯と深呼吸”を。
白湯をすすると、体が内側から緩み、自然と気持ちもゆるんできます。
ポイント:5秒吸って、7秒で吐く“腹式呼吸”を2〜3回。夜の休息モードにスイッチできます。

「自律神経は呼吸に敏感です。“長く吐く”ことが疲れの回復に直結しますよ。」
3. 「小さなケア」の積み重ねが疲れを減らす鍵
夕方の疲れは、がまんするものではなく、“上手に整える”もの。
無理をせず、できることから1つずつ始めることで、体の声に耳を傾ける感覚も育っていきます。

「以前は夕方が“地獄の時間”だったけど、今はふりふり体操と白湯タイムのおかげで、夜がだいぶラクに過ごせています。」
まとめ|夕方のぐったりは“整えるチャンス”かも?
疲れたときこそ、自分の体と丁寧に向き合ってみる時間に。
整体師おすすめのシンプルなセルフケアで、「毎日夕方になるとしんどい…」を卒業しませんか?
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